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ドバイでの就職先の探し方(その1)

筆者はドバイ在住時(2012〜2016年)、現地で就職活動をしまして、日系企業でフルタイムで働いていました。最終的に日系企業、政府関係と3社のジョブオファーを頂いた結果、結局日本で働いていた元会社関連で就労しましたが、それに至るまでに手探りで就職活動をしたプロセスが誰かの役に立つかもしれません。簡単にシェアします。

日系企業での人材募集について:日本人は実は引く手あまた

日系企業は、筆者在住時は日本人を欲しがる企業が多々ありました。現在はシンガポールに住んでいる筆者ですが、例えば東南アジアに多くいる、単身で就労しに来ている現地採用日本人人材が男女ともに元々ドバイには少ないこと。また次に採用対象になりそうな駐在員妻は、配偶者ビザが働けないという国の規制はなく多くのエキスパート配偶者女性が働いているのに、夫側の企業が社内ルールとして就労禁止している会社が多く、働きたくても働けない人が沢山いました。それにもかかわらず、ドバイの日系企業トップマネジメントはやはり日本人※で、英語より日本語でコミュニケーションしたいからと日本人秘書、アドミン、また日系企業向け保険外交員など日本人限定で人材を欲しがるケースが多々見られ、需要と供給のバランスで考えたら供給が少ない状態です。

(※理由としてドバイ進出したてという会社や、アジアのようにまだオペレーションをローカライズする段階ではない会社がほとんどなので、日本から駐在員を送り込んでオペレーションを見る会社が多い)

次に、具体的に筆者がとった有効な職探しの方法をご紹介します。

① 在ドバイ日本国領事館ウェブサイトにある「日系企業リスト掲載企業」に問い合わせる

ドバイ北部首長国に拠点を構える日系企業リスト

https://www.dubai.uae.emb-japan.go.jp/newhp/jpcompanylist.pdf

一番初めにした方法はこれでした。上記URLにある日系企業リストを参考に、興味がある会社に問い合わせしてみてください。実際私もメール、電話で問い合わせしましたが、メールだと返事が来ないことも往々にしてあります。

オススメは、まず電話をして日本人の人事採用担当者に繋いでもらい、人材募集がないかを聞いてみること。人事採用担当者が日本人でない場合も、そのまま人事採用担当者と話すか、人事担当でなくても日本人がいるかを聞いてあくまでも日本人に繋いでもらうのも良いです。日本人と話す理由は話が通じやすいため。また、人事で募集をかけていなくても、オペレーションサイドで人が欲しいがまだ募集をかけていない、ということもあり得ます。また、例えば日本で有名な会社で勤めていても、海外ではそうでもないこともあり、日本人相手だと自分の過去の職歴も説明しやすいため。もちろん、後で英語面接や英語での労働環境となることが殆どですが、日本語で話せるから日本人担当者を探すのではなく、とっかかりをつけやすいからだと理解ください。私の場合はスムーズに行き、とりあえず英文履歴書をこのアドレスに送ってみて、などと展開があることも多々ありました。

日本では突然企業に電話をして仕事募集につき伺うことは唐突すぎてあまり慣習としてありませんが、ドバイは大丈夫。ドバイを含む少なくとも私が住んだ国々では、応募先企業に電話でカバーレターの宛先を聞いたり、アプリケーションのステータスを伺ったりすることは失礼ではなく、職探しについてもそのくらいの積極性を見せた方がむしろ良いです。

UAE全体で日本人は約3,000人と、多くありません。日本人から「突然済みませんが、仕事を探しておりまして・・・」なんて電話が来ると意外にも喜ばれる場合もあり、突然電話したところで無下に扱われることはありませんでした。なお、当たり前ですが、電話口だと声や話し方が印象の全てとなります。第一印象が大事なので、丁寧に伺うようにしましょう。

まだまだ仕事の探し方がありますが、次回に続きます。

(その2に続く)

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